後ろ回し蹴りのやり方がよくわからないなあ...うまくできないなあ...いくつか種類があるって本当?
などとお考えのあなたへ
今回は
- 後ろ回し蹴りの種類
- 後ろ回し蹴りの練習方法
- 後ろ回し蹴りのコツ
などについてまとめました。
筆者である僕はテコンドー歴7年なので、ぶっちゃけ余裕でできる技です。(笑)
そんな僕が、競技ごとの後ろ廻し蹴りの違いを比較しながら解説したり、コツや練習方法なども説明していきます。
是非最後までご覧ください!
後ろ回し蹴りのやり方は競技によって違う?
後ろ回し蹴りのやり方(テコンドー)
テコンドーには以前解説した通り、ITFとWTの2団体が存在しており、団体によって蹴りのフォームなんかも違います。
後ろ廻し蹴りもその一つです
ITFテコンドーの後ろ廻し蹴り
ITFテコンドーでは回転した後、足を一直線に伸ばして最短距離で相手を蹴ります。
膝を伸ばした瞬間、蹴りが相手にヒットしているようなイメージです。
ITFテコンドーではパンデトルリョチャギと呼ばれていますよ!
WTテコンドーの後ろ廻し蹴り
WTテコンドーでは蹴りを出す際、上半身を倒し、足を折りたたむようにして蹴ることが多いです。
こうすることにより、相手のハイキックを避けつつカウンターを取りやすくなりますね!
ぶっちゃけITFでも試合中はWTの後ろ廻し蹴りを使う人が多い印象です。
WTテコンドーではティフリギと呼ばれていますよ。
後ろ回し蹴りのやり方(空手)
ITFテコンドーとWTテコンドーの中間のようなフォームです。
ITFテコンドーの後ろ廻し蹴りに脚の折りたたみを加えた、パンデコロチャギが似てるかも...
後ろ回し蹴りのやり方(キックボクシング)
キックボクシングやMMAなんかは空手やテコンドーなどをバックボーンに持つ選手が使うことがあります。
それゆえに選手によって蹴りのフォームが違うのが特徴的ですよ!
後ろ回し蹴りのやり方(トリッキング)
トリッキングでは、演技の中で他の技に繋げるための基本技という立ち位置にありますよ。
格闘技や武道と違い、足を揃えて正面を向いた状態から横に向かって踏み込みながら蹴りを出して技をつなげていきます。
トリッキングではフックと呼ばれています
後ろ回し蹴りのやり方を誰でもできるように解説
ここでは、ITFテコンドー出身の筆者が後ろ回し蹴りを誰でもできるような手順で教えます!
ぶっちゃけ動画を撮っていて思ったのはテコンドー的な後ろ回し蹴りかというと空手ちっくなような何とも言えないフォームでしたが批判は受け付けません(笑)
テコンドー辞めてアクロバットばかりやってるからそうなるんや
君も辞めてるよね
悲報!ワイ、ぐうの音も出ない...
顔とかかとを正面に向ける
最初に廻し蹴りの動作が入ってしまっていますがその後のかかとの向きに注目してください!
蹴りのインパクトを出したい方向(対象物)に対してまっすぐに向けていますね!
また、この時に腰と首を回してターゲットを見るのもポイントです。
こうすることにより対象物を先に見て蹴りを正確に当てられる(コントロールできる)ようになりますよ!
膝を上げる
顔とかかとを相手に向けたら膝を持ち上げます。
基本的に膝は曲げたままで持ち上げてください。
ここまで来たらあとは脚を伸ばして振るだけで後ろ回し蹴りの完成ですよ!
ここのポイントですが、膝を上げるときに、重心をつま先に乗せてください。
つま先に重心を載せることでよりスムーズでインパクトのある後ろ回し蹴りになります。
蹴るときに腰を反対に捻る
蹴る瞬間に腰を蹴りと逆の方向にできる範囲でひねってみてください。
ITFテコンドーでいうところの反動力を利用して蹴りの威力を上げることができます。
また、蹴りの威力をコントロールできず足に振り回されてしまう人は特に練習しておきたいポイントですね。
腰を逆にひねることで回転を止めて蹴りを制御できます。
後ろ回し蹴りの賢いやり方やコツなど
ここでは格闘技とトリッキングでのうまい後ろ回し蹴りの使い方なんかを解説します。
後ろ廻し蹴りはどちらの競技でも単発で出せばいい技ではありません。
上手く使えるようになりましょう!
後ろ回し蹴りの賢いやり方やコツ(格闘技)
僕が個人的におすすめなのは↑のようにカウンターで出す後ろ回し蹴りです。
よくテコンドーで見かけるパターンですよ!
相手の蹴りのタイミングに合わせて、背中を反らせながら蹴るか、軸足を素早くずらしてから蹴ります。
そのほかにおすすめの使い方は
回し蹴りや前蹴りと繋げて出す連続技のパーツにすることです。
やはり予備動作が大きい分いきなり出すと避けられやすいですよ。
後ろ回し蹴りの賢いやり方やコツ(トリッキング)
トリッキングは始めたばかりなのでわかりません(笑)
なんてので終わらすのもよくないので↑のGIFを見て僕が思ったことを書きます。
やはり、蹴った後の足の位置、それから、テコンドーのように腰を反対に切らないことが大切なのではないかと思います。
トリッキングの場合はこの後も連続して技を出すので、次の技が出しやすい位置に足を置かないといけません。
また、テコンドーのように腰を切ってしまうとその後の技につなぎづらいと思いますよ!
まとめ:後ろ回し蹴りのやり方や使い方、特徴などを文章で分かりやすくまとめました!
- 後ろ回し蹴りは競技によってフォームが違う
- 段階を抑えて練習すれば簡単
- 格闘技とトリッキングでは、腰切りの有無や足を置く位置が違う
今回は後ろ回し蹴りのやり方などについてでした。
後ろ回し蹴りは練習すればだれでもできる技ですが初心者には難しい部分がありますよね!
でも、段階を踏めば、どの競技のフォームでも比較的簡単にできる技ですので頑張って練習してください。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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