僕はテコンドーをやっているのですが、組手に勝つために最近はキックボクシングも練習しております。
テコンドーとキックボクシングの組手、スパーのルール
どちらも団体によってルールは違うので一概には言えませんが、明らかに違う点をお伝えします。
テコンドー
ポイント制
技の難易度によってもらえるポイントが違う
(例)胴体に前蹴り=1ポイント
飛んで360度回転して相手の顔面への蹴り=5ポイント
帯より上の攻撃は認められない
パンチはストレート系のパンチのみ認められる。また、引きがないものは認められない。
パンチは2連打までしか認められない
↑組手はこんな感じです
キックボクシング
KOあり
パンチの制限なし
ローキック
↑キックボクシングはこんな感じですね。
主にこういった感じでしょうか
テコンドーではスピードを求められる
テコンドーはローキックがなくパンチも制限が多いため必然的に間合いが遠くなります。
蹴った後のすきをなくすため、前足から素早く蹴ったり、スタンスも広めでサイドキックをジャブのように使うことも多いです。
人によっては360度回転して放つ蹴りなど、派手な技も多く見られるので見ごたえもあり、キックボクシングよりも多彩な蹴り技が見られます。
キックボクシングではテコンドーよりも破壊力が求められる
キックボクシングでは相手を倒すことを意識するので、テコンドーよりも破壊力のある振りぬく蹴りを使用します。
また、ローキックやパンチも制限がないので、構えのスタンスはテコンドーよりも狭く前の足で蹴るときもスイッチを使い破壊力を増しって蹴ります。
回し蹴りに関してはさらに、テコンドーは足の甲で蹴るのに対し、足のすねで蹴ります。
キックボクシングのほうが強い?いやいやその比べ方はナンセンス
どのくらいナンセンスかっていうとサッカー選手と野球選手がいて、どっちのほうが足が速い?というくらいナンセンスです。
そもそも、テコンドーは跆拳道と漢字表記があるように武道であるわけです。
それに対してキックボクシングはあくまでも格闘技です。
そもそも求めているものが違うわけです。
テコンドーの練習は組手稽古だけではなく型の練習だってあります。
同じ2時間の練習があるとして、テコンドーが型と組手でそれぞれ1時間練習の時間を要するのに対し、キックボクシングは2時間全部をスパーリングの練習にあてるわけです
まあ、どちらも他にストレッチとか補強トレーニングとかもやるとは思うけど。
テコンドーはテコンドーの練習をしているのであってキックボクシングはキックボクシングの練習をしているわけなので、比べるのはナンセンスなんですよ。
まとめ:キックボクシングとテコンドーの蹴りの違い、似ているところキックボクシングのほうが強い?
テコンドーとキックボクシングは手足を使う点では似ているところがあるが、攻撃についての制限が違う。
スピードではテコンドーが、破壊力ではキックボクシングといったイメージ。
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